

RESTAURANT INTERVIEWS
ROCOCOは全国の高級飲食店にてお取り扱いいただいております。
インタビューでは、各飲食店の著名な料理人やソムリエが自らの言葉で語る、
料理やお店についてのこだわりをお伝えしております。
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No. 17
和牛寿司からカツサンドまで
技と遊び心が織りなす、和牛会席の新たな真髄
おにく 花柳
和牛会席料理(銀座)
和牛寿司や和牛カツサンドで魅せる、素材と技が拓く和牛会席の新境地
銀座にお店を構える「おにく 花柳」は、ミシュラン一つ星に輝く和牛会席料理の名店です。店主の片柳遥さんは2006年に1店目を開業し、
2016年に移転。現在の「おにく 花柳」としての新たな歩みを始め、和牛の魅力を追求した会席というスタイルを確立し、
多くの美食家たちを魅了し続けています。
「和牛寿司」「和牛カツサンド」「ビーフシチュー」「ステーキ」は、このお店の定番メニュー。
それぞれが修行時代から受け継いだ技術と初心を忘れない大将の思いが込められた逸品です。
特に「和牛カツサンド」は、肉質の選定はもちろんパンの種類や焼き加減、衣の付け方、
隠し味のバランスに至るまで細部にこだわり抜いた繊細な逸品 で、その完成度の高さが際立っています。
また、寿司とカツサンドがコースの序盤で提供されるのは、「お腹が空いているうちにこそ炭水化物の魅力を届けたい」
という大将の計算が込められており、一皿一皿が特別な体験となるよう工夫されています。
店名の由来でもある「柳緑花紅真面目(りゅうりょく かこう しんめいもく)」は、「自然のままの美しさ」を尊ぶ精神を表し、
この理念がすべての料理に宿っています。店内は細部にまでこだわり抜いたしつらえの特別な空間が広がり、
その中央には陶芸家・津守愛香さんが手掛けた愛らしい人形『マヨネーズの妖精:通称マヨちゃん』が鎮座。
看板娘としてお客様の心を和ませ、大将の遊び心も象徴する存在となっています。
「おにく 花柳」は、和牛料理の奥深さと大将の細やかなもてなしが響き合う特別な場所。
一人一人のお客様に寄り添う心配りが、大切なひとときをより特別なものにしてくれます。
迷いの先に見つけた料理人への道
和牛会席に込められた片柳大将の想い
片柳大将の料理人としての道のりは、一般大学から音楽への道を目指し、そして料理人へと続くユニークな経歴から始まります。
大学時代、将来への迷いを抱える中、大好きだった音楽の道を志すも、肘の故障により断念。
その後、アルバイトとして飛び込んだホテルのキッチンで料理の奥深さに触れ、下積みを重ねる中でその魅力に引き込まれたそうです。
料理人としての原点には、料理好きだったお父様の影響があります。仕事帰りにデパ地下で食材を買い揃え、
特別なご褒美として焼いてくれたステーキは、大将にとって「お肉はご馳走」という思いを根付かせました。
この記憶が修行を重ねる中で肉料理への情熱として形を変え、28歳で独立。現在の会席スタイルは、
素材への深い理解と和牛を中心とした美食体験を追求した結果生まれたものであり、今もなお進化し続けています。
シャンパンに通じる上質さと、料理を邪魔しない調和の美学
「おにく花柳」がROCOCOを採用したきっかけは、2019年の食べログアワードのパーティーで試飲したこと。
片柳大将は、ROCOCOの料理の味を邪魔せず引き立てる点を気に入られ、そのきめ細かな泡と華やかな香りから、
「シャンパンに代わるファーストドリンクとしてもおすすめできる」と感じられたそうです。
ROCOCOの魅力は、その絶妙なバランスにあります。大将は、「きめ細かな泡が心地よく、香りも上品で強すぎない。
だから料理と自然に調和するのが一番嬉しいですね」と語ります。
今ではROCOCOを選ぶお客様も増え、繊細な和牛料理との相性の良さを実感されています。
INFORMATION
おにく 花柳
東京都中央区銀座1丁目14-6 Vort銀座 briller 7F
TEL : 03-6264-4129
https://www.karyu-tokyo.com/
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